むずかしい痛みと疲労の外来
むずかしい痛みと疲労の外来の対象となる疾患
に対して診療を行なっています。
具体的な疾患:線維筋痛症、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群、コロナ関連の痛みと疲労、起立性調節障害(起立不耐症)、特発性・非長さ依存性・小径線維ニューロパチー
診療の日時と、診療
原則、木曜日の午前中(8:30~11:30)のみ、一人あたりの診療時間(10~20分)を予約制で診療しています。
誠に申し訳ありませんが、少ない診療時間とマンパワー不足により、原則、診療に適した日時に通院が可能な、近隣の方々を中心に、1日数人に限定し、予約制で診療しています。
治療を受ける際、最も大切なこと
難しい痛みと疲労は、確実な治療法はなく、世の中にあるさまざまな治療法を駆使し、一人一人に合わせて、試行錯誤を繰り返し、少しでも、より良い方向へ、向けていく、長い、長い時間をかけなければならない治療、一緒に悩み苦しみ続ける治療です。そのためには、お互いを尊重し合う関係(相互主体的関係)が最も大切なこととなります。
たとえご自分が辛い症状を抱えていたとしても、実現困難な一方的な要求や、お約束を破り続ける行為など、治療をする側を尊重しない態度では、治療する側が、疲弊してしまい治療へのモチベーションが低下してしまいます。辛くて長い期間を、辛抱強く、決して諦めないで、良い方向を向けるように、一緒に、仲良く、心地いい空気を作りながら、進んで行きたいと思います。少しでも良い状態がやってくるまで。
診療の困難さ
- 決められた診療時間外の診療を希望や、急な診療を希望している方の診療は当院の診療体制上困難です。
- 記載には、診療を積み重ねた詳細な情報が必要なため、書類記載のみの依頼は、困難です。
- 迷惑行為による治療関係悪化の中での診療は困難です。
対象となる疾患とその治療方針
1,ウィルス感染後ではない痛みと疲労:線維筋痛症、筋痛性脳症/慢性疲労症候群
- Genevra Liptan(ジネブラ・リプタン)著
「The FibroManual – A Complete Fibromyalgia Treatment Guide for You and Your Doctor(あなたとあなたの担当医のための、完全なる線維筋痛症の治療ガイド)」の
「4つのR」を治療方針の中心に据えて治療を行なっています。 - 上記に加えて、Dr. Genevra Liptan(ジネブラ・リプタン医師)の著書以外の治療情報、点滴療法研究会、臨床CBDオイル研究会等で入手した治療情報、永田勝太郎先生の著書等を参考に、新たな治療情報の入手を心がけ、治療を行なっています。
参考サイト(英語字幕と日本語翻訳により、日本語の字幕で観ることができます)
- Fibro Fierce Dr. Genevra(線維筋痛症の凄まじさ・ジネブラ医師)
- Dr. Genevra Liptan(ジネブラ・リプタン医師)
- Dr. Genevra Liptan(ジネブラ・リプタン医師)
- Fibro Fierce Dr. Genevra(線維筋痛症の凄まじさ・ジネブラ医師)
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線維筋痛症など慢性疼痛の病態を、小径線維ニューロパチーの視点から捉えた、Dr. Anne Louise Oaklander(アン・ルイーズ・オークランダー医師)らの理論を参考に治療を行なっています。
参考サイト(英語字幕と日本語翻訳により、日本語の字幕で観ることができます)
2,ウィルス感染後の痛みと疲労:コロナ関連疾患、筋痛性脳症/慢性疲労症候群
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※ 海外でも、賛否両論ある治療方針ですが、実際の、コロナ後遺症の方々の希望の光として、予防と治療のプロトコルを採用しています。
FLCCCに対する非難的記事:(Wikipedia, Front Line COVID-19 Critical Care Alliance:https://en.wikipedia.org/wiki/Front_Line_COVID19_Critical_Care_Alliance)
- Genevra Liptan著、「The FibroManual – A Complete Fibromyalgia Treatment Guide for You and Your Doctor」の「4つのR」を中心に治療を行なっています。
- 上記に加えて、Dr. Genevra Liptanの著書以外の治療情報、点滴療法研究会、臨床CBDオイル研究会等で入手した治療情報、永田勝太郎先生の著書等を参考に、新たな治療情報の入手を心がけ、治療を行なっています。
3,学童期から思春期の起立性調節障害
日本小児心身医学会ガイドライン集 改訂第2版の 小児起立性調節障害診断・治療ガイドラインを中心とした診療を行なっています。